ひとりぼっちの幸せ

「夏の名残の薔薇」という曲がある。アイルランドの民謡だが、とても深い内容の曲でとても好きな曲だ。日本語でも訳詞で知られていて、「庭の野菊」という切ない失恋ソングとして認知されているようだ。


でも、個人的にはこの曲は失恋の歌ではないと思う。解釈はそうともとれるが、実際の英訳の歌詞を読んでみると全然違うように思える。内容は、


夏の終わりに、一凛の薔薇が咲いていた。他の薔薇はみんな散ってしまってその薔薇だけが一凛だけ咲いていた。その光景を見たとき、私はとても寂しい気持ちがした。美しい幸せそうな薔薇。美貌も、社会的地位も、お金にも恵まれた美しい薔薇。でも、その薔薇はひとりぼっちだった。それが、とてもとても悲しく思えた。


という感じの内容。どんなに人として恵まれていてもひとりぼっちの幸せなんて意味がないという事なんだと思う。喜びや悲しみを分かち合える他者がいてこそ人は幸せになれるのだという、そんな人生の教え。だから、言い換えれば、貧しくても分かち合える存在に恵まれているのは幸せだと言えるのだろう。


実は、私も、最近そんな気持ちなので、あまり元気がない。夏バテなのかなとも思ったりするが、やっぱ心が虚しい感じはある。ずっと、音楽の技術を探求してきて、それがある程度獲得できて、心が満たされた。でも、その後に残ったのは、虚しさだった。


どこまでも探求できるものだと思っていたが、勿論、そういう事も可能なのだが、自分の描きたい絵がかければそれで満足できてしまうものだしね。そして、それが叶った後、残るのはひとりぼっちの幸せなんだよね、、


そんな折に、この曲を聴いて、なんだか泣けてしまった。ひとりぼっちの薔薇、夏の終わりにひとりぼっちで咲いている薔薇、、なんて寂しく虚しい光景だろう、、


この歌はそんな幸せならいらないと歌う。確かに、死んでしまいたくなるよな(T_T) まあ、自分でそれを望んで選んだのなら自業自得だろうし、覚悟はしてるつもりだが、、


とどのつまり、絆に恵まれている方は幸せなんだと思う。うざいとか、めんどくさいとか思うかもしれないけど、そういうものって大切なんだろうね、、だから、絆は大事にしてくださいませ(´-ω-`)


はい、じゃ、聞いてください。ケルティックウォーマンの演奏です。



Hayley Westenra & Méav - The Last Rose of Summer 【HD】


ヘンリーさんが美しいのうw


きっと、ハイテクな技術がなくたって、高学歴がなくたって、人間は幸せになれる、そんな気がするよ。絆があれば、人は満たされるし、存在意義を感じるからね、、


人間の幸せとは、そういうものなんだろうね、、



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